Justsystem社
から
ATOKのLinux版
がリリースされた。(2005/01/21 発売)
このATOK for Linuxは、Windows版の
ATOK17互換のようで、
ストレス無く変換できる辞書
適切な学習機能
日本語補正機能
[Tab]キーによる補完機能
GUI環境による各種設定機能
など、Windows版と同等の機能をLinuxネイティブ環境にて実現している。
(残念ながら手書き入力は移植されていないようだ)
私の知る限りでは、最も日本語の入力に長けた入力システムであると
言い切れる。他の入力システムは辞書も未熟だし、キーバインドも使いにくいし、
学習機能も使いにくい。
キーバインドについては、設定次第でどうとでもなるが、辞書や
学習といった機能は歴史の深さこそ使いやすさの裏付けではなかろうか。
こうして、昔からのユーザのことを見捨てないJustsystemさんには頭が
さがる。この次のコンピュータ世代でもATOKが使えることを望みたい。
Justsystemさんには、がんばっていただきたい。
ATOK製品を購入→

インストールCDの中には、
./bin/ATOK/client_patch/client_patch.vine30
というファイルが確認できるが、
VineLinux3.1CRはATOK for Linuxの公式サポート対象ではない。
公式情報としてVineLinux3.1CRに関するインストール方法等は確認できなかった。
自力でインストールと各種設定を行う必要がある。
まずはマニュアルに従ってインストール作業を行ってみる。
$ su -
# cd /mnt/cdrom
# ./bin/setupatok
実行したところ、
/bin/sh: bad interpreter: そのようなファイルやディレクトリはありません
/bin/shが無いと言われてしまった。
setupatokファイルの内容を見ると、やはりshellスクリプト(#!/bin/sh)だった。
このメッセージが出るということは、改行コードの問題だろうか?
とりあえずローカルにインストールCDを丸ごとコピーし、
ファイルの変更をしながらの検証を試みる。
# mkdir /usr/local/taro-install
# cp -rv * /usr/local/taro-install/
コピーした後、ファイルを見たが特に問題がなさげ。コピーした先で
もう一度実行してみる。
# cd /usr/local/taro-install
# ./bin/installatok
今度はインストーラが動いた。なぜだろう??
メニューに従ってYes,Yesと繰り返してインストール完了。
インストール後にimelibを更新する必要がある。
ここでは、メーリングリスト(vine-users:069847)で野口氏が投稿した
patchを利用させていただく。
ファイルをimelib.vine31.atok.patchとして保存する。
http://princo.org/vine30/imelib.vine31.atok.patch
imelibにパッチをあてる。
$ su -
# cd /usr/share/vine
# patch -p0 < /path/to/file/imelib.vine31.atok.patch
setimeツールを使って、日本語入力に用いるシステムを設定する。
$ setime status
を実行すると、現在の設定や選択可能な項目がリストアップされる。
インストールが正常に行われていれば、ここにatok17が存在するはずだ。
ATOKを使うので、
$ setime atok17
と、実行する。
Xを起動し直せばATOKが利用可能になる。
ATOKしか使わないのであれば、無駄なメモリリソース削減のため、
cannaやvje30などのデーモンを起動しない設定を施す。
# ntsysv
ntsysvを使えば簡単に設定できる。
Shift+Spaceで日本語入力のオン・オフをするには、
/etc/init.d/IIimファイルを編集する。
# vi /etc/init.d/IIim
次の行のコメントアウトを解除すれば[Shift+Space]キーでATOKのオン・オフ
が制御可能になる。
export JUSTSYSTEM_TRIGGER_SHIFT_SPACE=t